カニカマはいつから赤ちゃんに食べさせても大丈夫なのか?
食べやすくて量も少なめでやわらかいカニカマ。
なんか離乳食でも食べさせられそうなイメージがありますよね。
細いし喉につかえる感じもないし、かまなくても食べられるし、自分で持って食べられる。
・・・と想像したら赤ちゃんに向いているような気がします!
が、実はちょっと危険性もあるものなので、十分な配慮が必要なのです。
今回の記事ではカニカマに関して
・カニカマは赤ちゃんが食べてもよいのか?
・離乳食に使えるのか?
・調味料や添加物は注意必要なのか?
・アレルギーはあるのか?
ということを詳しくご紹介していきますね。
赤ちゃんがカニカマを食べさせても大丈夫なのはいくつくらい?
赤ちゃんがカニカマを食べてもよいか?というのは、時期を考えた方がよいのです。
でもとりあえず赤ちゃんと呼ばれる時はやめておいた方が良いです。
幼児になってきて考えるという方が良いでしょう。
早くても1歳以上が良いと考えます。
意外とカニカマはたくさん食べるとおなかを壊したりもするものなんです。
だから1歳であげるとしても、少量が良いでしょう。
そして気になるのは塩分。
大人でもおいしくおつまみで食べられるのは、あの塩味なんですよね。
だけどその塩味は、子供にとっては多すぎる量の塩です。
つまり味として濃すぎるということですね。
塩分を少し抜いて食べる方が無難なんです。
・・・といろいろ配慮を考えると、私個人的には、幼児くらいがスタートかなと考えます。
実際うちの息子にも、年中さんくらいで初めて食べさせましたけど、しょっぱいと言いました。
カニカマは離乳食としても使える?
いちおうカニカマは離乳食として使うのはOKとされています。
ただし、そのままで離乳食扱いするなら、いくら柔らかく線が細いと言えど、さらにちぎって細かくするように言われているのです。
そして塩分を少し抜いておかゆに混ぜたりという方法で、単品でなく何かと混ぜるという考え方の方が離乳食では多いんです。
カニカマを細かく刻んでお湯でゆでると塩抜きできますよ。
ざるなどでやるとお湯も抜けるので便利です。
調味料や添加物は注意が必要?
そしてカニカマで気になるのはやはり塩分もそうですが、砂糖もありますし、発酵調味料も含まれているんです。
そもそも加工品ですからね!
着色料、でんぷん粉、合成甘味料、香料、アミノ酸なども含まれていますし、保存料も入っています。
種類によっては添加物なしのものも販売はされていますので、小さいお子様、赤ちゃんにあげるなら、無添加のものをチョイスするとだいぶ安心はしますよね。
それに加えてカニカマは練り物なので微生物、細菌の繁殖から食中毒の可能性もあるんです。
もともと過熱はしてある商品ですが、再加熱は必須です。
そうしていても赤ちゃんはまだ内蔵も未発達なのでちょっとおなかに強くあたるかもしれないというリスクは頭に入れておいた方が良いでしょう。
添加物や調味料のことを考えると、幼児でもあまりお勧めできないものでもありますよね。食べられるという観点では大丈夫ですが、着色料や添加物は大人であろうが子供であろうがよくないものではあります。
大人も幼児でも無添加があるならそっちを選択した方がよさそうな気がします。
カニカマで気を付けておきたいアレルギー
実はあのシンプルなカニカマには、アレルギーを引き起こす可能性が大いにあるのです。
そもそも加工物ですからね。
小麦、大豆、卵、かにというアレルギーの定番物質が含まれているのです。
ですのでそういう面から考えても赤ちゃんはまだ何にアレルギーがあるかわかんないのであれば避けておいた方が良いですよね。
アレルギー症状では、かゆみ、腫れ、蕁麻疹が主ですが、稀にアナフィラキシーなどもありますから。
そういうアレルギーの可能性のあるものを最初に食べさせる時は、念のため病院が空いている時間が良いでしょう。
私も息子が赤ちゃんのころは初めて食べさせるものはすべて医者の空いている時間にしていました。安心材料のひとつです。
カニカマにはアレルギーの可能性が多く含まれていますので、念のため気を張っておきましょう。
そしてもしかして!という反応がでたら、なるべく早めにお医者さんにかかるようにしてくださいね。
まとめ
カニカマは実際本やネットでは1歳前後で食べさせてOKだし離乳食でも塩分抜き、細かく刻むなどの対応で食べさせてもOKという話になっています。
しかし個人的には塩分もそうですが添加物、調味料の観点、そしてアレルギーの観点から、もう少し後の年齢、幼児くらいが望ましいと考えます。
幼児になっていたとしても、添加物は良いものではありませんので、カニカマの中でも無添加のものをチョイスしてあげると良いですね。
そもそも大人が酒のつまみに食べられるくらいですから、味も相当濃いめです。
赤ちゃんに向いているかというのは見た目や食感的なところでそう思いがちなのですが、配慮する点は十分にあるということです。