キャップと帽子のオキシ漬けと手洗い方法:オキシクリーンでの正しい洗い方と必要な量はどれくらい?
1年を通して使用頻度の高いキャップと帽子。
そのため、気が付くと
汗染みや汚れができていることはありませんか?
頭は一番汗をかく部分とも言われていますので
キャップは洗って清潔にしておきたいですよね!
ただ、帽子って、洗濯機でガシガシ洗えないですよね。
そこで今回は洗濯機で洗わずとも綺麗に出来る方法として
オキシクリーンへの漬け置き洗い、
自宅でできるオキシ漬けでのキャップの洗い方をご紹介します。
結果的には汚れがごっそり落ちて汗染みや黄ばみも綺麗に落ちていました!
ただ、いざ漬け置きをしてみると、オキシ液が真っ黒に染まるという
かなり衝撃的なことが起こっていました。
詳細は本文に記載しますので、参考にしてみてください。
Contents
キャップをオキシ漬けした効果
今回使用したのは日本向けの界面活性剤不使用「オキシクリーン」
粉末の方が、お湯に溶けやすいかなと思いこちらを選びました。
粉末状酸素系漂白剤で、
汚れを浮かせて漂白することができ、油汚れや衣類の汚れ落としに効果的とされています。
また、40〜60度の水温で洗浄した場合には漂白除菌効果がでるため、除菌もできるとされています!
高い洗浄力にプラスして除菌効果もあるなんて一石二鳥ですよね!
・キャップをオキシ漬けしたらどれくらい綺麗になる?
ネットからの情報となりますが、実際に試してみた方々からは「見違えるほどきれいになった!」
「新品みたい!」「ツバの根元部分に汚れが残ることもあるので歯ブラシを使うと良いかも」などの意見がありました。
皆さん汗染みなどの汚れがきれいに洗えて満足しているようですね♪
なぜオキシクリーンで汚れが落ちるのか?
オキシクリーンは、お湯に溶けると酸素の泡を出し、頑固な汚れを落とすからです。
この泡には弱アルカリ性の性質があり、酸性の汚れ(皮脂汚れや油汚れ)に強いとされています。
・キャップのオキシ漬けが効果的なケース
キャップを洗濯機で洗うのは型崩れなどが心配という方も多いのではないでしょうか。
そういった方には漬けておくだけで汚れが落ちるオキシ漬けはもってこいだと思います!
キャップをオキシ漬けする方法
オキシクリーンの効果などがお分かりになったかと思いますので、
いよいよ実際にオキシ漬けする方法を紹介したいと思います。
・オキシクリーンの適切な量
公式サイトが発表している量は、お湯4Lに対してスプーン1杯(粉末タイプ)とされています。
既定の量以外で使用してしまうとすすぎ残りになってしまったり、汚れが落ちなかったりするので既定の量は守るようにしましょう。
・オキシクリーンでキャップと帽子を手洗いする方法
準備するもの
☆容器(キャップ全体がお湯につかるくらいの深さがあるもの)
カラーは違いますが、こちらのシリコンバケツが同タイプです。
☆お湯(40〜60度)
☆オキシクリーン(容器の大きさに合わせて使用量を調節してください)
☆ゴム手袋(オキシクリーン液に直接触ると手が荒れるため)
そして、今回漬け置き洗いするのは、キャップやハンチング帽など計5点
40〜60度のお湯にオキシクリーンを溶かし、キャップを20分ほど漬けます。
※帽子を付ける前にオキシクリーンをきちんと溶かしきっておきます。
※漬ける際はキャップ全体がつかるようにしてください!
キャップをオキシ漬けした後の洗い方
20分以上漬け置きすると、オキシクリーン液が真っ黒になっていました。
これらの帽子は定期的に洗濯機で洗っていたのですが
これほどの汚れが出てくるとは…
想像以上の汚れでしたが、それだけ綺麗になったということのなので
よしとしましょう!
このあとは、オキシクリーン液をすすいで脱水します。
オキシクリーンは漂白剤を含んでいるので、素手で触ると手が荒れてしまいます。
帽子を取り出したり、洗い流す際には必ずキッチン用手袋などを使用しましょう!
また、オキシクリーンはすすぎ残しがあると白っぽくなってしまうのでよく洗うようにしてください!
キャップのツバの付け根など洗い残しがありそうなところは要注意ですので、特によく洗い流しておくと安心ですね!
型崩れが心配なのであれば、バスタオルなどの大きいタオルに包んで水分をふき取ります。
もっと簡単に済ませたいのであれば、ネットに入れて洗濯機ですすぎと脱水を済ませるのも一つです。
あとは、平干し用のネットなど形を崩さずに干せるものを用意して、日陰の風通しの良いところで乾かしましょう。
キャップを清潔に保つためのアドバイス
綺麗になったキャップはできる限り長くその状態を保ってほしいですよね!
ではどうやったら清潔に保てるのでしょうか?
キャップの日ごろの手入れ方法
キャップをかぶり終わったら、絞ったタオルでふき取り
日陰で干すなど湿気を取り、新聞紙などを詰めて形が崩れないように保管してください。
また、汚れが付きにくくなるようにあらかじめ防水スプレーやUVカットスプレーをかけておくのも手だと思います。
(スプレーを使っていい素材なのかタグなどを確認してから使用しましょう。)
日ごろからこまめなケアをしておくとキャップの劣化も防ぐことができ長く大事に使えそうですね♪
オキシクリーン以外の洗浄方法
個人的には、麺やリネン素材などのキャップやハンチング・キャスケットなどは洗濯機にかけますが
やはりキャップは形崩れが一番心配なので、一般的には洗濯機での洗浄はあまりお勧めできません。。。
もしオキシ漬けするほどでもない小さな汚れがあれば、中性洗剤をぬるま湯で溶かし、タオルでトントンと優しくふき取ってください。
汚れが取れた後は水につけたタオルでしっかり洗剤を取り除きましょう。
・キャップのケアに役立つ商品やツール
☆ライナーテープ
こちらはキャップの内側につけるテープです。
両面テープのように装着できるようになっており、汗やファンデーションなどがキャップに直接つくことを防いでくれます。
最近では消臭効果があるものなども売っているようなので用途に合わせて装着するのも良さそうですね♪
☆キャップ用ブラシ
大手キャップブランドも販売しているキャップ専用ブラシ!
毛が柔らかくできているため、キャップを傷つけることなく使用することができるようです。
表面の汚れだけでなく、隙間に入ったほこりなどもが取れますし、日常的にメンテナンスするのにも良い商品ですね!
キャップ・オキシクリーンについてよくある質問
オキシクリーンで色落ちはしないのか?
→色落ちはしません。
先ほどの真っ黒に汚れたオキシクリーン液、もしかしたら汚れ以外にも染料が出ているのでは?
などと心配しましたが、乾き終わった後の帽子を見ても、特に色落ちしたものはありませんでした。
オキシクリーンは、塩素系漂白剤とは異なり、皮脂汚れや油汚れなどの汚れだけを浮かせてきれいにするという優れものであるため、色落ちはしないとされています。
しかし、大事なキャップが色落ちしないか心配ですよね。
そんな時は見えにくいところで試してみて、色に変化がないかなど事前に確かめてみると良いでしょう!
オキシクリーンはどのような素材にも使えるのか?
→いいえ、使えない素材もあります。
洗濯表示をご確認の上、ウールやウール混紡、シルク、シルク混紡、革、ドライクリーニングのみ。
漂白できないという表示のものには使用しないでください。(※水洗いできないものには使用しないでください。)(公式HPより)
オキシクリーンの代用品は?
→市販の「ベンジン」
「ベンジン」もオキシクリーンと同様、汚れだけを溶かしておとすことができるという優れものです!
使用方法は、タオルにベンジンを染み込ませ、叩くように拭き、濡れたタオルで水拭きをするだけです。
こちらもすすぎ残しがあると新たなシミになってしまう可能性があるため、よく落とすようにしましょう!
まとめ:キャップをオキシ漬けして綺麗に長持ちさせるには
オキシクリーンをお湯(40〜60度)で溶かし、そこにキャップを20分漬けてよく洗い流すだけ!
とっても簡単でしたよね!
この記事を参考にしながら、汚れを落とすだけでなく除菌もできる万能なオキシクリーンを是非活用してみてください!