パデットとはどういう意味?ユニクロのダウンと中綿の違いは?
ここ数年秋冬もので目にすることが増えてきた
パデットコートやパデットジャケット
ユニクロUやUNIQLO and JW ANDERSONなどでも
ラインナップされており来年以降はさらに増えていきそうです
ただ肝心の「パデット」とはどういう意味なのか分からないまま
手に取ってみたり着たりしていたので調べてみました
調べてみると英語からきており
「詰め物をした」という意味のようです
詰め物?と言われて最初はピンとこなかったので
詳しく調べてみる事にしました
この記事ではパデットに関して
・パデットとはどういう意味なのか
・中綿とダウン違いは何なのか
・ユニクロUパデットシャツジャケット中綿の素材は何が使われているのか
・ユニクロパデット製品は家庭で洗濯できるのか
これらについて詳しく記載しています。
Contents
パデットとはどういう意味なのか
パデットとは、英語で「padded」と記され訳すと
「パット入り」や「詰め物の入った」などと訳されます
詰め物の入ったコートやジャケットという事で
昔ながらの言い方をすると、中綿入りのコートやジャケット
という事になります
パデットの製品は適度にボリュームがあり
見た目のアクセントにもなります
商品名を変えたり聞いた事の無い言葉が使われていると
目を引き新鮮味がありますね
パデットの意味が分かったところで
この記事ではパデット=中綿という
扱いで話をしていきます
中綿とダウンはどんな点に違いがあるのか
中綿とダウンで大きな違いというと
真っ先に思い浮かぶのが使用されている素材の違いです
ダウンは水鳥の羽毛が使用されています
繊維の間に空気を含ませ保温力は抜群ですが
一羽から取れる量が少量なので貴重なものです。
素材が貴重なうえにダウンを縫製するには
専用の設備が必要で扱いも難しいようなので
工賃などが嵩み、それが価格に反映されてしまいます
ダウン製品はボリュームがあり嵩張りますが
保温性と吸湿性に優れています
また水に濡れてしまうと嵩が目減りすると
保温性と吸湿性が低下してしまいます
一方で中綿はポリエステルやキュプラなどの化繊が
使われています
人工的な綿をシート状になっていて
それを裁断して加工するため
手間もかからず工賃などコストを抑えられます
しかしながら保温性や吸湿性はダウンに劣ります
保温力を高めるためには生地の厚みを増やすのですが
それをすると重みが増すというデメリットが発生します
ただ中綿は水濡れの影響を受けにくので
扱いやすいというメリットがあります
このようにどちらも一長一短があるので
ダウンや中綿の混紡製品などもみられます
ユニクロUパデットシャツジャケットの中わた素材は何が使われているのか?
ユニクロのラインナップの中にもパデットというワードが
ちらほらと見られるようになってきています
ユニクロUのパデットシャツジャケットや
ブルゾンなどダウンよりも使い勝手がよい感じがします
これからインラインの商品でも徐々に品数を増やして
いくのかもしれませんね
そこでユニクロのパデット製品では
中わたは何が使われているのか気になったので
実際に我が家にある、ユニクロUメンズのパデットシャツジャケット
品質表示を確認してみました
それによると「中わた100%ポリエステル」という事でした
他の+Jや
パデット製品も軒並み、中わたは100%ポリエステル
という記載になっています
使い勝手や耐久性、それにコスパなどを考えると
やはりポリエステルが無難なようですね
ユニクロのパデット製品は家で洗濯可能なのか
結論を先に言ってしまうと手洗いが推奨されていますが
家で洗濯をすること自体は可能のようです
製品タグには「揉み洗いはせず、押し洗いを行ってください」
といった記載もありますので、洗濯機は使えないようです
洗濯機や揉み洗いなど激しい力を加えると
シート状の中わたが偏り変形してしまい
歪な形になるからだと考えられます
以前他社製の中綿コートを自宅の洗濯機で
丸洗いし干したことがあるのですが
干す前に形を整えなかったおかげで
背面の中綿が下部に偏り固まってしまった
経験があります
このように比較的扱いやすい中綿製品といえども
適当に洗濯してしまうと、後々苦労することになります
人によっては、洗濯に失敗した時点で
元の形状への回復を諦めてしまい
処分してしまうかもしれませんね
まとめ
パデットとは「パッドの入った」、「詰め物の入った」という意味で
主に中綿製品の事を指す
ダウンは水鳥の羽毛による天然繊維
中綿はポリエステルやキュプラなどの
化繊が主に使われている
ユニクロのパデット製品は
中わたにはポリエステルが使用されている
ユニクロのパデット製品は手洗いであれば
家庭での洗濯も出来る