多肉植物が伸びたらどうすればいいの?挿し木しても大丈夫?
多肉植物ってとってもかわいくて個人的に大好きなんです。
小さい手のひらに満たないサイズのものから、自分の背丈よりも大きいサイズのものまで品種も様々ありますよね!
どの種類でもお店で見てかわいいなと思ってしまいます。
多肉植物ってなんとなくイメージで、あまり育ちすぎず、手もかからない、あまり姿かたちも変容しないように感じませんか?
でもちゃんと育てないと枯れますし、普通に伸びますし、元気もなくなります。
しかも伸びた状態の多肉植物って正直言ってちょっとかわいくなくなるんですよね・・・。
初めのころに戻って欲しいと切実に感じます(笑)
今回の記事では多肉植物に関して
・多肉植物が伸びたらどう対処したらよいのか?
・切った茎は挿し木にできるのか?
・落ちても元気な葉っぱの葉挿しでまた育てられるのか?
などについて詳しくご紹介していきます。
多肉植物が伸びたらバッサリ切っても大丈夫
実は多肉植物が伸びてきた時の対処として、伸びた部分をバッサリきっても大丈夫なんです。
さすがの生命力ですよね!(笑)
もしくは切らなくても優しくですが、左右に引っ張ってもぎ取ってもOK。
大胆な対応で大丈夫なのですが、ばっさりいったあとは日当たりの良い直射日光の当たらない場所で風通しを良い場所においてあげてください。
その時は水やりは控えてOKです。
切った茎は挿し木で新たに育てられる
多肉植物の剪定の時に切った茎は、また挿し木で改めて育てる事ができるんですよ。
また小さいところから育っていくのを見れるのって嬉しいですよね。
やり方を説明しますね。
準備物
・多肉植物の茎
・乾いた土
・カッター
・小さめの容器
やり方
①茎は、土に挿しやすいよう下方の葉を取り除いておきます。
② 切り口を、立てた状態で乾かします。
③ 数日経ち発根してから鉢に植えて完成です。
とっても簡単ですよね!
こんなに簡単な作業でできるなら、たくさん育てられそうですし、永遠に多肉植物がなくならなさそうです(笑)
生命力の強さを象徴しているような多肉植物ですね!
落ちても元気な葉は葉挿しで育ててあげる
実は多肉植物のすごいところは、葉っぱだとしても元気な葉っぱなら、木や茎と同じように、挿し葉をしてまた育てることもできるのですごいのです!
ただし、失敗する確率もけっこう多いと聞きます。
でも失敗してもまたチャレンジできるほどの生命力がありますので、一度やってみましょう!
やり方
取り除いた、もしくは落ちた葉っぱの先端を土に挿す
これだけで良いのです。
品種によっても、葉っぱの状況によっても育たないのもありますが、育ったらラッキーくらいの気持ちでチャレンジしてみると良いですよ。
損はないですからね!
その他、増やす方法としては、株分けの方法があります。
やり方は株分けが一番手間がかかるかもしれませんね。
■準備物
株分けしたい苗
ピンセット
新しい鉢
多肉植物用の培養土
鉢底石、鉢底ネット
①子株がついている親株を鉢から抜き取ります。
親株の根本を片手に、もう一方の手で鉢を持って、鉢側を動かしてそっと引き出します。
②根っこをほぐして、土を8割ほど落としてしまいます。
③片手に子株、もう一方の手に親株を持って、親株と子株を引き離します。
もし手でできないようならハサミで切るのでもOKです。
子株が小さい時はピンセットを使用しましょう。
④新しい鉢に鉢底ネットと鉢底石を敷いて多肉植物用土をいれていきます。
⑤子株を土の上に置いて、埋めていきます。
⑥植えたら水やりは必要ありません。2週間後あたりから水やりを始めてください。
このように株分けが一番確実でもありますが一番手間もかかりますね。
確実に増やしたいなら株分けが良いかもしれませんが、茎挿しや葉挿しは簡単なので軽い気持ちでやってみて良いですよね!
多肉植物を増やそうと考えるなら、多肉植物の成長期がおすすめです。
品種ごとに違うのでチェックが必要になってきます。
基本的に成長期、休眠期、半休眠期がありますので、この中の成長期に増やしてみましょう!
発根するまではできるだけ水やりを控え、明るい日陰で見守ることがポイントとなってきます!
まとめ
多肉植物が伸びてきたら、大胆に切り落としても大丈夫ですし、引っ張ってちぎる感じでも大丈夫です。
ちぎった部分や、落とした部分の、茎や葉っぱをまた鉢に植えて育てる事が可能なんです。
新しい鉢を用意して茎や葉を挿すだけなのでとっても簡単です。
その時は水やりをせず、2週間後あたりに水やりを始めます。
株分けも可能です。
伸びてくると最初の可愛さとか形がなくなってしまいます
それは嫌だ!という場合は、早めにカットして形を整えておくとよいですよ。
カットした部分も再利用してまた
かわいい多肉植物を最初の小さい頃から育てられるなんて嬉しいですよね!
多肉植物を増やすなら品種によって成長期が違ったりするので
それぞれちゃんとチェックして、それぞれにあった形で増やすようにすると良いですよ!