除湿と冷房体に良いのはどちらなのか?どっちが快適に過ごせる?
今年の夏は6月からすでに猛暑と言われて、熱中症患者のニュースも毎日のように流れます。
梅雨明けが相当例年より早いため、本格的な夏シーズンは確実に猛暑ですね。
ニュースでも店頭でも熱中症対策が常に発信されている状態です。
そして私自身、実は過去に家の中で寝ていて起きたら熱中症と脱水症状に陥って、救急車を呼んだことがあります。
まさか家のなかでなるとは数年前は思っていなかったので衝撃でした。
それからは冷房や除湿などクーラー機能を上手に使いこなすように気を付けています。
今回の記事では
・除湿と冷房はどちらが体に良いのか?
・快適に過ごせるのはどちらなのか?
・冷房と除湿使い分けの仕方
・冷房と除湿お得なのはどちらなのか
ということを詳しくご紹介していきます。
除湿と冷房ではどちらが体に良いのか?
クーラーには除湿機能と冷房機能がありますよね?
ちまたでは冷房がいいよ、除湿がいいよといろんな意見が飛び交っているのですが、実際本当のところはどうなのでしょうか?
結論は、どちらも体に良い効果もあるし、使い方でどちらも悪い効果にもなるということです。
だから時と場合、シチュエーションによって使い分けることが大事なのです。
冷房は長く当たっていたり、温度を低く設定したり、風量をあげすぎたりしていると、体が芯から冷えて冷え性になるので良くないです。
身体が冷えると、胃腸の調子も狂いますし、自律神経も乱れます。
そして除湿です。
除湿しすぎると肌が乾燥してしまい、アレルギーや風邪ウイルスが体内に入り込みやすくなって感染症などにかかりやすくなってしまいます。
ですので、家の中の適温、適度な湿度を保つためにその時は何を使えばよいかというのを適宜判断し活用するようにしましょう。
冷房と除湿涼しく快適に過ごせるのはどっち?
冷房と除湿、涼しく快適に過ごせるのはどっちなのかということですが、これもどっちもどっちなのです。
涼しく・・という概念だけであれば、部屋の温度を下げるので冷房が良いでしょう。
でも快適に・・となるといくら涼しくても湿度が高い状態だと快適にはならないのです。
だから冷房と除湿機能、そしてサーキュレーターや扇風機を併用してうまく快適にもっていくようにするのです。
例えば最初は除湿機能でサーキュレーターを回し、部屋の湿度を取り除き適度な湿度になったら冷房弱に切り替えるなど。
そうとう暑くなっているのであれば先に室内を冷房で冷やして、その後除湿機能で湿度を下げるという感じ。
併用して快適になるのであって、どちらか偏ってつかっても快適には繋がりません。
除湿と冷房はどのように使い分けるべきか?
併用して使用するということですが、使い分けはどのようにしたらよいでしょうか?
・まず湿度が70%を超えているなら除湿を使うこと。
・雨の日は除湿を使うこと。
・気温が30度越えの室内なら、まず27度あたりまで下げる事
・真夏はまず冷房を掛けて除湿をその後すること
寝る時はどちらにせよ弱という設定でその日の気温か湿度で判断しましょう。
私は特に寝室に気を配っています。
寝ている時に熱中症だけはどうも仕方ないからです。
涼しくても湿度が高いまま寝て起きると体がかなり重たく、水毒のような感じになってしまうし、朝から疲れている感じになります。
うちの息子も湿度が高いまま寝て起きると目がむくんでしまいます。
なので湿度温度計をセッティングしてその日の感じに合わせて使い分けていますね。
除湿と冷房電気代はどっちがお得?
除湿と冷房の気になる電気代のお得はどうなのでしょうか?
電気代は、除湿<冷房
「除湿」が一番安く、次いで「冷房」です。
「除湿」は「冷房」より弱い電力で動いているので、「冷房」より経済的です。
ただこれは同じ風量で考えた時ですね。
ただし今さかんにTVでも言われていますが、熱中症は命さえ危険にさらします。
命以上のものはありませんので、そこはまず体を優先するのが大事です。
除湿が安いと言えど室内が35度とかの状態でいると、子供や老齢の方などは熱中症になる確率はかなり高いと言えますからね。
そこまで暑くないけど付けたいと言う時には除湿にしておくと経済的ではあります。
まとめ
冷房と除湿の機能は使い分けが大事です。
どちらが体によくてどちらが悪いということはないです。
ただどちらを使うにしても風量が強すぎたり設定温度が低すぎたりするのは冷えに繋がるので危険です。
サーキュレーターや扇風機などを用いて全体を快適に過ごせるようにしましょう。
温度だけでなく湿度も熱中症の原因になります。
できれば家に湿度温度計を設定してその日の状態、天気によってどちらを使うか考えるのが一番効果的です。
節電を考えると除湿機能ですが、節電よりも命が大事なので、真夏や猛暑日には躊躇せず冷房をしっかり効かせること、寝ている時も冷房はかけて布団をかぶるなどの対策をして真夏を乗り切りましょう。