異動で選ばれる人はどんな人?人選の意図はあるのか
2022年度も残すところ1ヶ月余りとなりました。
この時期になると気になるのが人事異動。
職場で根も葉もない噂が広がったりしていませんか?
もしかして、あなたの去就について話がでているかも・・・!?
ところで、あなたの職場では人事異動で選ばれる人ってどういうタイプが多いでしょうか?
「あの人はまた異動か」
「あの人はずっと同じチームにいるな」
など、この時期ちょっと気になる人事のハテナについてまとめてみました。
異動に選ばれやすい人に関して簡単に結論を書いてしまうと
部署の中で良くも悪くも目立っていて目を引く人が
対象に挙げられます
本文ではさらに詳しく
- 人事異動の対象になりやすい人はどんな人?
- 人事異動の目的や意図
- 異動の実施されやすい時期はあるのか?
- 希望しない異動にあったらどうする?
このような事を記してゆきます
Contents
1.人事異動の対象になりやすい人はどんな人?
人事異動の対象になりやすい人は、次のような特徴を持つ人が多いようです。
-
高い業績をあげている人
チームで有能な人材と認められている人が異動の対象となりやすいです。
私の会社でもそうですが、業績が認められて昇格したタイミングで異動するケースは多いですね。
-
モチベーションが高い人
新しい役割やチャレンジに積極的に取り組める人やモチベーションが高い人が異動の対象となります。
モチベーション低い人を異動させても、会社にとってプラスになりませんから。
-
柔軟な人
異動先のポジションや環境に適応しやすい柔軟な人が異動の対象となります。
人事異動というのは、受け入れ先と合意が取れてはじめて成立するものですから、頑固な人は敬遠されがちとなります。 -
チームワークが良い人
異動先のチームや部署との調和が重要です。チームメンバーとのコミュニケーション能力や協調性が高い人が異動の対象となります。
一方で、ネガティブな理由で異動対象にあがってしまうケースも・・・
-
業績が悪い人
組織の目標に応じた業績が不十分な人が対象になりやすいです。
いわゆるお荷物社員ですね。
-
上司とそりが合わない人
上司との関係が悪い人は要注意です。
上司といえども人間ですから、気に入らない人を部下に持ち続けたいとは思わないでしょう。
-
チームワークのない人
メンバーからの評価が悪く、チームの雰囲気を悪くしているなどの原因を作っている人は対象になりやすいです。
-
離職しがちな人
部下に離職をされると、マネジメント不足として上司の評価が悪くなるケースがあります。
そのため、離職される前に別のチームへ異動させてしまおうと考える上司は多いようです。
2.人事異動の目的や意図
人事異動の対象となる理由はポジティブなものもあれば、ネガティブな理由もあることが分かりました。
では、そもそも人事異動の目的や意図って何でしょうか?
当然ながら企業や組織によって異なるでしょうけども、一般的には次のようなものがあるようです。
-
業績の改善
チームの業績が不十分な場合や、効率性を高めることを目的とする場合に行われます。
-
チームや組織の統廃合
外部環境や内部環境の変化に対応するために、チームを再構成して人員の調整を行う場合があります。
経営戦略に基づいてチームや組織の統廃合が実施されるケースが多いです。
-
チームの雰囲気の改善
チームの雰囲気を改善することを目的として、トラブルメーカーや不適切な行動をする人に対して人事異動が行われる場合があります。
-
従業員の能力向上
従業員のキャリアアップやスキルアップの促進のために、異動させるケースがあります。
3.異動の実施されやすい時期はあるのか
一般的に、決算の前後は、人事異動が発生しやすい時期と言われています。
3月が決算タイミングである企業であれば、3月〜4月に人事異動が実施されるケースが多いようです。
この時期は、決算やビジネス計画の作成など、企業活動の中で最も重要な時期であり、このタイミングで組織構造や人員の配置などを見直すことがあります。
これに伴い、高い能力やパフォーマンスを活かして新しい事業にチャレンジさせたい社員や、今後のビジネス方針に合わないと判断される社員などが人事異動の対象となることもあります。
4.希望しない異動にあったらどうする?
もし、自分のキャリアプランに合わない異動や、左遷とも思える異動話を上司から持ちかけられた場合、どう対処しますか?
受け入れますか?それとも断固として拒否しますか?
人事異動は、上述の通り、なにかしら目的があった上での会社の指示となるため、健康面など特別な理由がない限り拒否することはできません。
ですので、どのような異動であっても、あなたのキャリアにとってプラスになると信じて受け入れるべきです。
・・・でも、希望しない異動話を受け入れることは、不安や不満が残りますよね。
そういう時は、次のようなことを実践してみることをオススメします。
不安や不満が解消されてポジティブに受け入れることが可能になるでしょう。
ぜひ参考にしてみてください!
-
異動の理由を確認する
まずは、異動の理由を確認しましょう。
そして、新しいポジションに関する情報、新しいチームに関する情報も確認しましょう。
これにより、新しい状況に対する不安が軽減されるかもしれません。
-
自分の意見を伝える
異動に対する自分の思いを上司や人事部門に話します。
話し合いを通じて問題点を解消し、新しい職場で配慮してもらえる可能性があります。 -
目標を設定する
新しいポジションに対して、目標を明確にすることが大切です。
これにより、積極的な態度で新しい業務に取り組むことができます。
-
支援の輪を広げる
新しいチームでのサポートやアドバイスを求めることが大切です。
今までの仲間や上司、新しいチームメンバーとのコミュニケーションを取ることも大切です。
このように、異動の理由を確認して、自分の意見をきちんと伝え、新しい目標を設定し、支援の輪を広げることが大切です。
これらを心がけることで、どのような人事異動が舞い込んできても適切に対処できると思います。
まとめ
人事異動は会社の戦略に基づいて決定されるため
異動の対象として選ばれやすい人の傾向があることが分かりましたね。
そして、いままさに異動の話を持ちかけられて悩んでいるあなた!
なにかしら理由があるはずです。
その理由をきちんと把握して
・あなたの良い点が評価されたのならばこれを伸ばす
・悪い点が見つかったのならば改善する
これらを意識して行動すれば、必ず良い結果になるはずです。
人事異動をネガティブなものとしてとらえるのではなく
ポジティブに受け入れて、キャリアアップに繋げていきましょう!
こちらの記事では人事異動の打診や内示に関して記載しています