ズームフライ3の寿命はどれくらい?耐久性や走行距離は?
ナイキのズームフライシリーズの3代目「ズームフライ3」は
ミッドソールにカーボンプレートが使われ、
レースやトレーニングに最適なシューズとして高い人気を誇っています。
最近多くの人が履いている、厚底のランニングシューズですね。
マラソンはもちろんですが箱根駅伝なんかでは
区間によっては足元をよく見てみるとほぼナイキしか履いてない…
なんて光景も目にしたりします
今までのシューズと違い厚底だと履いてる感覚や
消耗具合が違ったりするんじゃないかと不安になります
そんな気になるモヤモヤを解消するため
この記事では
・ズームフライ3の寿命
・メリット・デメリット
・耐久性や走行距離
これらについてまとめました!
ズームフライ3の寿命はどれくらい?耐久性や走行距離は?
一般的に、ランニングシューズの寿命は3~4年と言われています。
これは、ランニングなどに使用していればもちろんですが、
使用していなくても経年劣化による寿命も含みます。
ソールの強度が落ちて剥がれてきたり、
靴のアッパー(上半分)部分が外れてきてしまうこともあります。
ランニングシューズは通常のスニーカーに比べて軽量に作られていることが多いため、
使用することによる汚れや、摩擦によっても消耗しやすくなっています。
ズームフライ3は、走行距離500~700キロメートルと言われています。
1日2キロ毎日走ると、1ヶ月で60キロ。1年で720キロの走行距離となりますね。
ランニングシューズを長持ちさせるためには、同じ靴を続けて履かず
何足かを使いまわすことが必要です。
湿気によってアッパーが傷みやすくなるので、
一度履いたシューズは乾かしてから履くと劣化を防ぎ寿命を延ばすことが出来ます。
また、シューズの汚れをそのままにせずこまめにお手入れすることも大切です。
シューズ用の洗剤や中性洗剤を使って優しく洗い
直射日光の当たらない風通しのよいところで乾かします。
汗や汚れが劣化の原因になるのでお手入れすることで寿命を延ばすことができます。
サイズ感や横幅、重さはどれくらいなのか?
ズームフライ3のサイズ感は他のナイキのランニングシューズに比べて大きめで、
フィット感が緩めという意見が多いようです。
サイズに関してはナイキの公式ホームページに載っている
サイズ表を参考にするのがいいかもしれません。
メンズシューズサイズ(ナイキ公式サイトより抜粋)
足の実寸(cm) サイズ(cm)
24.1 24.5
24.5 25
25 25.5
25.4 26
25.8 26.5
26.2 27
26.7 27.5
27.1 28
27.5 28.5
ウィメンズシューズサイズ(ナイキ公式サイトより抜粋)
足の実寸(cm) サイズ(cm)
22 22
22.4 22.5
22.9 23
23.3 23.5
23.7 24
24.1 24.5
24.5 25
25 25.5
25.4 26
25.8 26.5
重さは、サイズによって異なりますがメンズの27cmで240グラムとなっています。これは、薄底のランニングシューズに比べるともちろん重くなりますが、クッション性を重視した他のランニングシューズに比べると軽くなっています。
ズームフライ3はクッションが厚く、フカフカした印象が強いため、「このクッション性にしては軽い」と感じる人が多く、走っているときにも重さを感じない人が多いようです。
ズームフライ3のデメリット
ランニングに慣れていない、筋肉のできていない初心者が厚底のズームフライ3で走ると怪我をする恐れがあります。
しかし、初心者から使用できると言われており、問題なく走れたという口コミも多いため、初心者だからと言ってズームフライ3を避ける必要はないかと思います。
最初は短い距離から始め、無理なく距離を延ばしていくこと、
しっかり準備運動をしてから走ることが大切ですね。
二つ目のデメリットは、シューズの価格の割に走行距離が短めということです。毎日のように使用していると割とすぐに劣化してしまう可能性があります。
少しでも長く愛用するためには、同じシューズを続けて履かないことや、ズームフライ3はレース専用のシューズとするなどの対策が必要です。
三つ目のデメリットは、厚底であるため足裏の感覚がつかみにくいということがあげられます。
足裏の感覚をつかむことは、長距離を速く走るために大切ですが、カーボンプレートが入っているズームフライ3ではこの感覚がつかみにくくなります。
練習の際は、薄底のランニングシューズも用意し、足裏の感覚をつかむ練習もすることがタイムを上げるために重要になります。
ズームフライ3のレビューや評判
ズームフライ3のレビューや評判は次のようなものがありました。
「実業団選手や駅伝選手が使用しているヴェイパーフライより廉価だが、それに近い走りができる。市民ランナーにとっては最もコストパフォーマンスのよいシューズである」
「厚いクッションが入っているとは思えない軽さ。足がどんどん前に出るのでタイムが上がった。走行するときの歩幅が広くなるので筋力が必要になる」
「自然と身体が前傾の状態となり、坂道を下っているような感覚で走ることができる」
「クッション性が強いので、膝への負担が少ない」
まとめ
テレビで中継しているマラソン大会や駅伝などで、多くの選手が履いている厚底のヴェイパーフライ。これは一足3万円以上する高価なものですが、ズームフライ3は2万円以下で買えるので普通のランニングシューズとほとんど変わりません。
それでいて、厚底スニーカーのクッション性やスピード感を味わうことができます。
ランニングを始めて、もっとタイムを上げたいと思う方や、膝への負担感を軽減して走りたい方は、
ぜひ一度ナイキのズームフライ3を試してみてください。